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更新日:2013年12月17日

宮城県女川町の災害廃棄物の受入処理

宮城県女川町の災害廃棄物受入処理が平成25年3月29日に完了しました

東日本大震災で発生し広域的に処理することが必要な宮城県女川町の災害廃棄物を、稼働中の19の清掃工場で受入処理をしてまいりましたが、平成25年3月29日をもって受入が完了いたしました。
宮城県女川町では、町の復興の最大の妨げになっていた災害廃棄物の処理が進み、撤去された一時仮置場の跡地に漁協の冷凍冷蔵施設が建設されるなど、地元の中心産業である漁業や水産加工業の復旧につながっています。

なお、放射能測定等については、今後も継続的に実施し、ホームページで公表します。

受入の概要は以下のとおりです。

 

1.受入対象廃棄物

木くず等の可燃性廃棄物

2.受入期間

(1)試験焼却
平成23年12月
(2)本格受入期間
平成24年3月2日から平成25年3月29日まで

3.受入量

25,411.75トン

 

女川町からの最終搬出

最終搬出コンテナへの積込み作業の様子

 

清掃工場への最終搬入

最終のコンテナが清掃工場へ搬入され、ごみバンカへ投入する様子

一時仮置場

石浜一時仮置場(平成24年3月撮影)

冷凍冷蔵施設

跡地に建設された漁協の冷凍冷蔵施設(平成25年2月撮影)

災害廃棄物の受入処理

当組合では、特別区長会の確認により特別区長会、宮城県女川町、東京都及び宮城県が締結した「宮城県女川町の災害廃棄物の処理に関する基本合意」に基づき、東日本大震災により発生し、広域的に処理することが必要な女川町の災害廃棄物を当組合の清掃工場で受入処理することといたしました。

また、災害廃棄物の受入れに当たっては、石巻広域クリーンセンターにおいて女川町が実施した焼却試験の結果を当組合で評価しました。この結果、通常ごみ焼却時及び当組合の測定結果と同程度であり、災害廃棄物を焼却した影響は見られませんでした。

さらに、災害廃棄物を当組合の施設で焼却処理するのに先立ち、当該廃棄物を法令及び当組合の管理基準に適合した処理ができることを確認するため試験焼却を実施しました。試験焼却において、当該廃棄物を当組合の施設でおおむね20%の混合比率で焼却した結果、法令等に適合した処理ができました。また、ごみ焼却の状況は通常ごみ焼却時と同程度でした。

災害廃棄物の試験焼却評価書及び受入処理等の予定については、以下の資料をご覧ください。

お知らせ

1月31日【報道資料】宮城県女川町災害廃棄物試験焼却結果等について(PDF:1,940KB)

1月27日11月24日掲載の宮城県女川町災害廃棄物焼却試験評価書の訂正について(PDF:200KB)

12月27日災害廃棄物試験焼却における空間放射線量率測定結果について(PDF:199KB)

11月24日宮城県女川町の災害廃棄物の受入処理について(PDF:1,197KB)

(1月27日11月24日に掲載したPDFの数値に誤りがあったため、差替えました)

災害廃棄物の受入計画及び受入実績

受入計画及び実績については、週単位で計画を作成しているため、月をまたぐことがあります。

災害廃棄物焼却測定結果

災害廃棄物を受け入れた清掃工場における焼却測定結果を掲載しています。

関連情報

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