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更新日:2023年3月8日
不燃(ふねん)ごみは不燃ごみ処理(しょり)センターで細(こま)かくくだいた後(あと)、鉄(てつ)とアルミニウムを回収(かいしゅう)して、燃(も)えるものは燃(も)やします。燃(も)やせないものはそのまま埋(う)め立(た)てます。
粗大(そだい)ごみは粗大ごみ破砕処理施設(はさいしょりしせつ)で細かくくだいた後、鉄を回収して、燃(も)えるものは燃(も)やします。燃(も)やせないものはそのまま埋(う)め立(た)てます。
不燃ごみは東京港(とうきょうこう)近(ちか)くにある2か所(しょ)の不燃ごみ処理センターに運(はこ)ばれます。
中防(ちゅうぼう)不燃ごみ処理センター
京浜島(けいひんじま)不燃ごみ処理センター
1.不燃ごみを破砕機(はさいき)に送(おく)ります。
運ばれた不燃ごみは供給(きょうきゅう)コンベヤによって、破砕機に送られます。この時(とき)、不燃ごみの処理に適(てき)さないガズボンベなどの危険物(きけんぶつ)が混(ま)ざっていないかを監視(かんし)しています。
供給コンベヤにごみを運ぶ様子(ようす)
2.破砕機で細かくくだきます。
高速回転(こうそくかいてん)するハンマーが不燃ごみを細かくくだきます。
細かくくだくことで容積(ようせき)が小(ちい)さくなり、うめたてる量(りょう)を少(すく)なくすることができます。
回転式破砕機(かいてんしきはさいき)の内部(ないぶ)
3.磁選機(じせんき)などで鉄とアルミニウムを取(と)り出(だ)します。
磁力(じりょく)などを利用(りよう)して不燃ごみの中(なか)から鉄とアルミニウムを取り出します。
磁選機の内部
4.燃(も)えるものは燃(も)やします。燃(も)やせないものはそのまま埋(う)め立(た)てます。
プラスチックなどの燃やせるものは燃やして処理(しょり)します。
陶磁器(とうじき)・ガラスなどの燃やせないものは埋め立てます。
埋立処分場(うめたてしょぶんじょう)の様子
粗大ごみは東京港の近くにある1か所の粗大ごみ破砕処理施設に運ばれます。
粗大ごみ破砕処理施設
1.粗大ごみを破砕機に送(おく)ります。
運ばれた粗大ごみは、木(き)でできた家具(かぐ)などの可燃系(かねんけい)の粗大ごみと自転車(じてんしゃ)などの不燃系(ふねんけい)の粗大ごみに選別(せんべつ)してから、破砕機に送ります。
粗大ごみの山(やま)
2.破砕機で細かくくだきます。
高速回転するハンマーが粗大ごみを細かくくだき、たて横(よこ)15センチメートルくらいの大(おお)きさにします。
細かくくだいた後、磁力(じりょく)を利用して鉄を取り出します。
破砕機のしくみ
3.燃(も)えるものは燃(も)やします。燃(も)やせないものはそのまま埋(う)め立(た)てます。
可燃系(かねんけい)の粗大ごみを細かくくだいたものは破砕ごみ処理施設や清掃工場(せいそうこうじょう)でもやします。
不燃系(ふねんけい)の粗大ごみを細かくくだいたものは埋め立てます。
破砕された粗大ごみ
粗大ごみ破砕処理施設の破砕機にはたくさんのハンマーがついていて、高速回転することで、ごみをくだくしくみになっています。このハンマーは大きなものやかたいものを毎日(まいにち)細かくしているので、ハンマーそのものがすりへっていきます。
使用前(しようまえ)
2か月後(げつご)
使用後(しようご)
使用前と使用後を比べるとどのくらいへっているかすぐわかりますね。
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