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更新日:2023年2月28日
ごみの収集と運搬は、各区の清掃事務所が行います。
ごみの種類ごとに収集する曜日とエリアを定め、ごみ量の季節変動や地域の実情に合わせた作業計画を策定し、効率的な作業を行います。
23区では、家庭ごみの処理手数料は無料(1日に10キログラムを超えるごみを出す場合を除く。)です。
粗大ごみと事業系ごみは有料です(詳しくは各区役所・清掃事務所へお問い合わせください。)
可燃ごみの収集作業(中野区)
効率的に運搬するため、ごみの種類(可燃・不燃・粗大)ごとに運搬方法を定めています。
ごみの搬入の様子(足立清掃工場)
可燃ごみは、収集現場で収集車(小型プレス車など)に積み込み、直接、清掃工場に搬入します。
不燃ごみは、中防不燃ごみ処理センターまたは京浜島不燃ごみ処理センターに搬入します。どちらの施設も臨海部にあるため、一部の区では陸上中継所や船舶中継所を設置し、コンテナ車や船舶に積み替えて中継輸送します。
中継することにより、輸送効率の向上、交通渋滞の緩和や排気ガスによる大気汚染の低減に効果があります。
陸上中継所(新宿区新宿中継・資源センター)
船舶中継所(千代田区三崎町中継所)
粗大ごみは、粗大ごみ破砕処理施設に搬入します。中継所がある区では、小さな収集車から大型車両に積み替えて中継輸送します。中継することにより、輸送効率の向上、交通渋滞の緩和や排気ガスによる大気汚染の低減に効果があります。
粗大ごみの積み替え作業(文京区)
受入ヤードに搬入された粗大ごみ
(粗大ごみ破砕処理施設)
資源は、各区が独自に回収し、リサイクルを行っています。
小型プレス車(容量4.0立方メートル)
この車両は、車両後部の投入口からごみを投入すると、圧縮板によってごみは底板に押し付けられて圧縮(プレス)された後、荷箱内に押し込まれる仕組みになっています。最も多く運行している車両です。
軽小型ダンプ車(容量1.78立方メートル)
この車両は、ダンプ機能と天蓋(てんがい)と呼ばれる観音開きのふたを荷台に装備しています。昭和30年代には、可燃ごみの収集にも使われていた車両型式です。
清掃事業のイメージ一新、周囲の環境との調和、事故防止などの観点から、昭和43年に当時の東京都清掃局が選定しました。運転台は「アイボリーホワイト」、荷台は「コバルトブルー」という色です。それ以前は、ごみ収集車や作業服の色はグレーでした。
お問い合わせ
総務部総務課広報・人権係
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