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更新日:2023年3月8日

ごみの最終処分

埋立処分場

東京都が設置・管理する中央防波堤外側埋立処分場と新海面処分場では、23区内で発生する一般廃棄物の処理残さや下水汚泥などの都市施設廃棄物、都内の中小企業が排出する産業廃棄物を埋立処分します。

可燃ごみと破砕後の焼却できる不燃ごみ及び粗大ごみは、焼却した後、一部の焼却灰等はセメントの原料化や徐冷スラグ化、焼成砂化し、資源として再利用しますが、それ以外の焼却灰と薬剤処理した飛灰は埋立処分します。

不燃ごみは、破砕して鉄とアルミニウムを資源として回収した後、焼却に適さない残さは埋立処分します。

粗大ごみは、破砕して鉄を資源として回収した後、焼却に適さない残さは埋立処分します。

廃棄物以外に、海底や川底から掘り出されたしゅんせつ土や建設発生土など(土砂系)も埋め立てていますが、管理方法などが異なるため、廃棄物とは区別して埋め立てます。

埋立時期と埋立量

埋立時期と埋立量(ごみれぽP31)(PDF:3,518KB)

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埋立処分場の埋立作業風景

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埋立処分場の全景

埋立処分の方法

埋立処分場では、ごみで畝(うね)を造り、3mほどになると約50cmの土をかぶせます。次に、できた谷にごみを埋め、谷がなくなったら約50cmの土をかぶせます。この作業を繰り返し、30mの高さまで埋め立てます(サンドイッチ工法)。

覆土することで、ごみの飛散、臭気の拡散、害虫、火災の発生を防止します。

焼却灰などは、風による飛散を防ぐため、溝を造り落とし込む額縁方式で埋立てを行います。

埋立処分の方法

環境保全対策

排水処理場
排水処理場

埋立処分場に降った雨水は、埋め立てたごみの中に浸み込み、処分場内に浸み出します。この水を浸出水といい、窒素分などの汚濁物質が含まれているため、そのまま海に流すことができません。そのため、浸出水は、いったんポンプ井という小さな池に集めてから、ポンプで外側埋立処分場の2つの調整池に送ります。ここで水量や汚濁度合を均一化した後、排水処理場に送ります。排水処理場では、浸出水に生物処理、物理化学処理などを施し、下水排除基準内の水質にしてから砂町水再生センターに送水しています。

これらの環境保全対策は、ごみの埋立てが終了した後も周辺環境に影響を及ぼすことがなくなるまで、長期間にわたり続けられます。15号地(江東区若洲)は、昭和49年に埋立てが終了しましたが、その浸出水の処理を現在も中央防波堤内側埋立地内の排水処理場で行っています。

 

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