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更新日:2021年1月25日

一般廃棄物処理基本計画の改定について

はじめに

清掃一組の一般廃棄物処理基本計画(以下「一廃計画」という。)は、「廃棄物の処理及び清掃に関する法律」に基づき、23区の一般廃棄物の中間処理について定めるもので、国の「ごみ処理基本計画策定指針」に沿って概ね5年毎に改定することとしています。

平成27年2月の一廃計画改定以降、国は平成30年度中に「第四次循環型社会形成推進基本計画」を策定をしており、循環型社会形成に向けた中長期的な方向性に関する指標に新たな目標を設定し、廃棄物の適正処理の更なる推進を目指しています。

また、東京都では、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会とその後を見据え、東京の活力を維持・発展させていくため、『東京都「持続可能な資源利用」に向けた取組方針』を策定するとともに、その方針を具現化する計画として、平成28年3月に「東京都資源循環・廃棄物処理計画」を策定しました。

こうした国や東京都の廃棄物処理に係る取組や社会環境の変化を踏まえ、現行の一廃計画から概ね5年となる令和2年度内を目途に一廃計画を改定することとしました。

基本計画の改定

1.検討組織

一廃計画の改定に当たっては、23区との連携を図るとともに、最終処分や広域的な視点からの意見も踏まえて検討を行うために、一般廃棄物処理基本計画改定検討委員会(以下「改定検討委員会」という。)を設置し、その下に特定事項を調査検討するための一般廃棄物処理基本計画改定検討委員会ワーキンググループ(以下「ワーキンググループ」という。)を設置します。

なお、改定検討委員会は原則公開とします。

  • 改定検討委員会(13名)
    23区清掃主管部長(8名)及び東京都環境局関係部長(1名)、清掃一組関係部長(4名)で構成する検討組織
  • ワーキンググループ(14名)
    23区清掃主管課長(8名)及び東京都環境局関係課長(1名)、清掃一組関係課長(5名)で構成する検討組織

2.基本計画の改定スケジュール(予定)

平成30年5月 改定検討委員会設置
令和2年8月頃 原案の取りまとめ
令和3年2月頃 最終案の取りまとめ

3.検討委員会での検討状況

第1回
〔平成30年5月14日〕

資料等

  • 一般廃棄物処理基本計画改定の基本的考え方
    本計画の目標、計画期間、計画改定における検討事項について確認しました。
  • 23区の概況とごみ処理の現状
    23区の人口及び事業所数、ごみ量、最終処分量等、23区の概況とごみ処理の現状について確認しました。

第2回

〔平成30年7月17日〕

資料等

  • 「一般廃棄物処理基本計画」に関するアンケートの集計結果について
    清掃一組が実施した23区の「一般廃棄物処理基本計画」に関するアンケートの集計結果について確認しました。
  • ごみ量予測について
    施設整備計画の基礎となる長期的な予測ごみ量について確認しました。
  • 清掃工場の施設整備計画について(その1)
    施設整備計画を策定するに当たっての基本事項を確認しました。
  • 次期施設整備計画の課題について
    清掃工場建替え時期の重なりなど次期施設整備計画を策定するうえでの課題を確認しました。
第3回
〔平成31年2月14日〕
資料等
  • 現行一廃計画の進捗状況と次期一廃計画の目標と施策の体系について
    一廃計画の上位計画である「経営計画」の基本方針に沿って定められた5項目の施策と、15の取組みについて平成29年度末までの進捗状況を確認し、課題を整理しました。
  • ごみ減量について
    国、都の動向や各区におけるごみ減量施策の取組状況及び資源回収の状況を確認し、
    工場に搬入されたごみの内訳から見たごみ減量の可能性について確認しました。
  • 不燃ごみ・粗大ごみ処理施設の施設整備計画について
    各施設の現状と課題、今後の整備スケジュールについて確認しました。
  • 生活排水処理基本計画について
    し尿等生活排水処理の基本方針や流れを確認しました。
第4回
〔令和元年12月13日〕
資料等
  • 計画改定における検討スケジュールの変更について
    本計画の改定については、令和元年度末に最終案の取りまとめを予定していました。
    しかし、清掃工場の建替計画である施設整備計画の調整などに時間を要しているため、検討の期間を1年程度延長することを確認しました。
  • 清掃工場の施設整備における課題について
    施設整備計画を本格的に検討する前段として、現在抱えている課題を確認しました。
  • 施設整備計画の進め方について
    施設整備計画は、ごみ減量施策が反映されたごみの実績値を基に算出された予測ごみ量によって策定されていること、各区におけるごみ減量施策については、その動向や進捗状況を見極めながら施設整備計画に反映させることを改めて確認しました。
第5回
〔令和2年7月15日〕
資料等
  • 清掃工場の施設整備計画(その2)について
    整備計画策定における基本的な考え方や整備対象施設の現況を踏まえた今後の整備スケジュールを確認しました。
  • 最終処分場の延命化について
    最終処分量削減に向けた取組や今後の計画について確認しました。
  • 次期一廃計画の施策及び取組について
    現行計画を参考としつつ、国や東京都の施策及び社会環境の変化を踏まえた次期一廃計画の施策及び取組について確認しました。
第6回
〔令和2年8月26日〕
資料等
  • 計画の素案について
    第5回までの検討委員会において検討及び了承された各項目を取りまとめ、本編と資料編に振り分けた素案について確認しました。
第7回
〔令和2年12月14日〕
資料等
  • 一般廃棄物処理基本計画(原案)における最終処分量の変更について
    新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、清掃一組及び23区の大幅な歳入の落ち込み等による財政状況の悪化が懸念されています。そのため、清掃一組の歳出縮減の観点から民間施設による焼却灰の資源化量について見直しを行い、確認しました。
  • パブリックコメント意見概要及び清掃一組の考えについて
    令和2年10月20日から11月18日までの間に行った本計画の原案に対するパブリックコメントの募集について、その結果を確認しました。
  • 議事(1)・(2)以外の変更箇所を含む計画の最終案について
    本計画の最終案について確認しました。

 

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