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更新日:2023年3月8日
ごみの焼却は、衛生上優れた処理方法です。しかし、ごみを焼却する過程では酸性ガスやダイオキシン類など環境汚染の原因となる物質も生成されます。
清掃一組では、排ガスや排水などについて、下水道法、ダイオキシン類対策特別措置法などの関係法令を遵守することに加え、さらに厳しい自己規制値を設けて、環境汚染防止対策を徹底しています。
ばいじんとは、すすや燃えかすのことです。
ろ過式集じん器の中にあるろ布がフィルターとなり、排ガスからばいじん取り除きます。
ダイオキシン類とは、ポリ塩化ジベンゾ-パラ-ジオキシン、ポリ塩化ジベンゾフラン、コプラナーポリ塩化ビフェニルの総称です。
ごみを高温で焼却して発生を抑制します。減温塔では、排ガスを急冷して再合成を防止します。ろ過式集じん器では、ばいじんとともにろ布で除去します。触媒反応塔では、触媒の働きによって分解します。
水銀は揮発しやすく、人体に有害な金属です。
ろ過式集じん器では、活性炭に吸着させ除去します。洗煙設備では、液体キレートにより除去します。
塩化水素・硫黄酸化物は、酸性雨の原因となる大気汚染物質です。
ろ過式集じん器では、消石灰を吹き込み、除去します。洗煙設備では、苛性ソーダ溶液と反応させ、除去します。
窒素酸化物は、光化学スモッグや酸性雨を引き起こす大気汚染物質です。
触媒の働きによってアンモニアと反応させ、分解しています。
汚水処理設備で下水排除基準を満たすように処理してから、下水に放流します。
機械設備の配置に配慮し、防音壁や防振器具を設置しています。
薬剤により有害物質を固定化しています。
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