更新日：2023年12月25日

ろ過式集じん器のろ布を交換しました！

【図1】ろ過式集じん器の概略図

ろ過式集じん器とは、ごみを燃やした時に発生するばいじん（すすや燃えかす）を取り除く設備です。ろ過式集じん器の中を横から見ると図1のようになっており、円筒状のろ布（バグフィルター）で排ガス中に含まれるばいじんを除去します。このろ布は長さが約5.9mで、焼却炉1炉につき880本もあります。また、ろ過式集じん器の手前では消石灰や活性炭を含む薬剤を吹き込むことで硫黄酸化物や塩化水素、ダイオキシン類も取り除いています。

4月から8月にかけて行った定期点検補修で、1号炉のろ過式集じん器のろ布880本を交換しました。交換前後の写真は、写真1、写真2のとおりです。
ろ過式集じん器は24時間排ガスをきれいにし続けていますが、ろ布の寿命は約5年です。そのため、有明清掃工場では5年ごとにろ布を交換しています。