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更新日:2021年5月26日
令和2年4月に特許出願していた清掃一組職員による発明について、令和3年4月12日に特許として登録されました。
清掃一組では、今後も工場運営の中で改善や創意工夫を重ね、優れた技術を生み出していけるよう努めていきます。
発明の名称:汚水処理高分子凝集剤の配管閉塞防止装置
発明の概要:
清掃工場ではごみの焼却により汚水が発生します。汚水は、焼却する際に生じる高温の灰を冷却するために使用した水や、排ガスを洗浄した後の水で重金属等が含まれます。そのため、汚水を汚水処理設備で重金属等を下水排除基準以下に処理し下水道に放流しています。
高分子凝集剤は、汚水中の懸濁物質や不溶化した重金属を凝集し除去する薬品で、非常に粘度の高い薬品のため、ゼリー状に凝固して配管内が閉塞するため解除作業を必要としていました。
本発明は、高分子凝集剤がゼリー状に凝固することを前提に、配管内に設置したワイヤーカッターで凝固物を細分化して配管の閉塞を防止する装置で、この仕組みに新規性が認められ特許を取得しました。
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